アメリカの高校教育

ボーディングスクール

Boarding School

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  ボーディングスクール受験に欠かせない7つの項目の概要を紹介します。
 SSAT

SSATはいわゆる共通テストです。 アメリカ以外で開催している国 が多くあります。日本ではインターナショナルスクールで開催されるところがあります。

アメリカのボーディングスクールを含む私立高校ではSSATを義務つけているところが大半で、アメリカのボーディングスクールを目指す場合、これをスキップすることは出来ません。

SSATは2つの難易度にわかれており、8−11生用(upper)と5-7年生用(lower)があります。 一般的にボーディングスクールは9年生と10年生の受験が多いので、UPPERを受験することになります。 受験月はボーディングスクールのためには11-1月 に毎月あるテストを受験して一番結果の良かったものを受験する学校送付(SSATから直接送付してもらわなければならない)するようにします。 多くの学校では12月を推奨しています(一番受験者数が多い)

SSATの結果は過去3年間の同じ学年の同じ性別の結果と比較され、そこからはじきだされる%と実点数で表示されます。 99%が最高点です。(点数は2400点満点) SSAT受験した 学生たちをだけを対象とした%であるため、学校の成績や全国を対象としたテストなどよりも悪い結果が出てきます。 SSATは主に高校受験する比較的成績が良い 学生たちが受験するためです。 

結果は、Math(数学)、verbal(読み・単語)、writing(書き)などに分類されて表示されます。 一般的に日本人は数学がよく、verbalやwritingが悪い結果となります。 (英語がアメリカ人の子供たちと比較されるため) それを補助するのがTOEFLです。 それでも英語をしっかりと強化しておかなければTOEFLでサポートできないほど悪くなる可能性あるので要注意です。 まずは11月のSSATを受けるとだいたいわかります。  どのような試験が出るかは、SSATのサイトやその他問題集が出ているのでそれらを参考にするとわかります。

SSATをどのように使うかはそれぞれの学校次第のようですが、足切りにつかうところが多いのではないかと思われています。 毎年平均どの程度のSSATの成績の生徒が入学したかというのは、www.boardingschoolreview.com でわかります (公開していない学校もある。  学校によっては足切りには使わないと明言しているところもあります。  難関高では平均90%以上あります。 2005年には、フィリップスアンドーバーが同校のウェブサイトで SSATの平均93%であったことを発表しています。 同校の場合は99%の生徒がたくさんいると思われるので、下は80%程度以上からであろうと想像できます。 下の方は、語学で不利な生徒またスポーツや音楽・芸術にすぐれているがSSATの数字はあまりよくなかった生徒たちもいると思われます。SSATが良い学校はSATの点数もよく、同時に卒業生が進学する大学も良いところが多いという特徴があります。

昨今ボーディングスクールの奨学金がますます充実してきたこと、アメリカ国内に限らず世界中からアメリカのボーディングスクールを目指す学生たちも増え、受験者は増える傾向にあるため、SSATの%も上昇気味のようです。  ようするに入学するのは毎年難しくなってきているようです。

SSATのオフィシャルサイトはここです。

 

 TOEFL

英語を日常語としない学生たちがアメリカの高校、大学を受験するときに受ける英語の試験です。

TOEFLは、紙(ペーパー)ベース(PBT)から、コンピューターベース(CBT)、そして現在はインターネットベース(IBT)と進化しています。 アメリカ以外では、まだIBTは導入されていない国もあるようですが時間の問題で導入されるようです。

アメリカはインターネットベース(IBT)ですが、コンピュータベース(CBT)から2005年に移行したばかりでもあり、IBTの結果をPBTやCBTと比較できる比較表もTOEFLが公開していま す。 インターネットベース(IBT)は120点満点です。

アメリカの大学がどの程度のTOEFLの結果を求めているかはここでだいたいがわかります。(TOEFLの公式サイトより) これを見ると多くの大学で IBT80−90点程度を基準としていることがわかります。 しかし、難関ボーディングスクールではESLが無いことから、基準は設定していないというもののCBTで250-260点は必要と推測され、IBTでは100−105点レベルとなります。 昔の紙ベースでは、600−620点程度 で英検では1級レベルということになります。

TOEFLの結果はオフィシャルサイトでで閲覧でき、さらに同サイトから送りたい学校への送付を依頼できます。 ボーディングスクールは、SSATと同じように、英語で もTOEFLから直接送付される結果しか受け付けません。

SSATの英語とTOEFLの関係の目安としては、TOEFLがCBTで260点(IBTで105点)で、verbal、writingは70−75%程度と思われ、SSATの数学がかなり良くてもトップのボーディングスクールに合格するのは 困難ですが、ボーディングスクール側がダイバーシティーを重視する場合は、合格の可能性が高 まると思われます。(ただしこの場合はSSATの数学や内申書がかなり良い必要があるでしょう) 日本人は受験者がもともと少ないため、ダイバーシティーという観点から日本人学生が欲しいというボーディングスクールもあるということです。 (ただし、入学してから英語についていけるかどうかという問題もあります。) 

これらより日本人学生の大半は英語力の問題があるためESLのあるボーディングスクールを受験する 事が一般的になっているようです。

なお、同学年程度の帰国子女を受け入れている日本のICU(国際キリスト教大学高校)では、推薦入学はTOEFLはCBTで213点以上と規定しています(T OEICは 750点)(同校のウェブサイトより)
また、帰国子女受け入れの大学の合格最低ラインは、東大早慶270点(iBT:110)レベル。

TOEFLのオフィシャルサイトはここです。

 エッセイ Essay

エッセイはボーディングスクール受験の中心的存在です。

エッセイそのものは、自宅でじっくり時間をかけて書くことが出来ます。 どこかに行ってテストを受けるわけではありません。 それぞれの ボーディングスクールから送付されてくる願書にエッセイのテーマーが指定してありそれに沿って書き上げます。  中には、自分で、自分自身に質問して答えるというテーマもあります。 (ローレンスビルスクールなど) 紙面も限られており 長々としたエッセイは書く必要はありませんが、内容はしっかり濃く書く必要があります。 エッセイを読むと、その受験生の能力がよくわかります。 日本語でも同じですが、文章力というのは表現方法、話の展開を含め能力が出やすいものです。 エッセイはほとんどの場合、手書きを要求されます。 また、手書きと同じ文章をPCでタイプしてプリントしたものの同封を要求されるところもあります。 (フィリップスエグゼターなど。同校は、ダビンチコード著者のダン・ブランウン氏が卒業したことでも有名。映画:悪魔と天使には、同氏の部屋にエグゼター校のフラッグが壁に貼ってある。)

ボーディングスクールではエッセイが極めて重要な位置づけとなるので、アメリカでも日本の塾のようなところで(learning centerと呼ばれたりしている課外で教えるところ)、エッセイのプルーフリード(読み直しや文法修正など)をしてくれるところもあります。  留学熱熱の高い韓国では、その専門家までいるようです。 親が手伝えばよいではないかと思うのですが、昔取った杵柄で出来るほど簡単ではありません。

エッセイの書き方は参考書がたくさん出ているのでそれらを参考にして書くと良いでしょう。 基本的には日本で教えているエッセイの書き方で十分に対応できます。(もちろん字はきれいに!)

願書にはエッセイと題してエッセイを書かせるところと、その他の課題(たとえば動機とか)を与えて書く能力を見るところもあります。  それぞれのエッセイの内容はそれぞれのボーディングスクールのホームページのadmissionのページからいつでもダウンロードできますので、早めに内容をみてエッセイ書きをはじめることをお勧めします。

SSATが悪くてもエッセイがすばらしいと合格すると言われているくらい重要な提出書類です。 時間もたっぷりあるので、しっかりとすばらしいエッセイを書きましょう。
 

 面接 Interview

面接はボーディングスクール受験においてもっとも重要です。

面接で失敗すると、どんなに成績がよくても合格できません。
入学願書にしてもSSAT,TOEFLにしても実際にボーディングスクールに行くわけではありませんが、面接は、実際に希望する学校に行って実施します。 各学校の卒業生などが各地域、各国で代行して実施している場合もありますが、やはり実際に希望する学校に行って受けるべきです。 印象も違いますし、合格の可能性にも影響すると思われます。 ここで初めて本当の意味でその学校のことを知るということになります。 面接は前もってアポイントを取得して行きます。 1ヶ月前ぐらいまでにはアポイントを取得する必要があります。 また、複数のボーディングスクールを訪問する場合は、綿密なスケジュールを立てる必要があります。 特に車での移動では、学校から学校まで数時間離れている場合もあるので要注意です。 また 多くのボーディングスクールが集中するボストン地区は車のラッシュが激しいので、それらも考慮してなるべく朝面接を実施する学校の近くに宿泊すると便利です。(たとえばフィリップスアンドーバーエグゼターは45分ぐらい離れているので同じ日に行きやすいが、 ジョージタウンとエグゼターでは車で10時間の距離にあります)

カレッジコンフィデンシャルの掲示板などのサイトでは面接はどうであったか、うまくいったか、うまく行かなかったなどの会話が頻繁に出てきます。 また、面接が何分ぐらいであったかなどもディスカッションされています。 長ければ長いほど良いというのが一般的な見方のようです。 長い場合は、面接官と会話がはずんだということで、お互いの印象も良かったということになります。 短いと生徒からも質問もなく面接官からも質問が少なかったということで興味が薄いと判断できます。 平均的には30-60分ぐらいのようです。 それにしても2000人も受験生が来るようなボーディングスクールでも一人に30-60分もの時間を費やすのですから、面接の重要性がこういうところでよくわかります。

面接場所は、面接官のオフィスでリラックスした雰囲気で行われます。 日本語で面接する人を面接官と書くと印象が違ってしまいますが、雰囲気としては面接のおばさん、おじさんといった感じです。 とてもフレンドリーで、緊張する生徒から、上手に話を聞いてくれます。 生徒も質問しやすい雰囲気です。 面接官は、何人もの生徒面接し、自分のボーディンスクールにマッチしているか、将来リーダーになる素質があるかなど見ます。 性格も読み取ります。 面接は、書類では出てこないことを話す唯一のチャンスでもあります。 書類でわかる成績などはほとんど質問されず、学校でどんなことをしているか、なにが 好きか、勉強以外のことはどうか、スポーツはどうか、将来なにになりたいか、など、ざっくばらんなことが聞かれます。 もちろん書類には絶対出てこないことの一つである「他にどこを受けているか」も聞かれますが、正直答えるべきです。 生徒は生徒で質問することを前もって考えていったりします。 どこの国の面接も同じで、質問することがないとまずいと生徒たちは思うのでしょう。 でも、本当にその学校に興味ある生徒の質問と 、なにか質問しなければならないと思って質問もないのに準備していく質問では、すぐにみやぶられるでしょう。 ほんとにその学校に興味ある場合は、生徒も真剣になりますし、学校の見方が他の学校との比較という見方になりますので、そういう質問になることが多いようです。 面接の服装はスーツであったりラフな格好であったりまちまちで、その辺はアメリカらしいということになります。 なお、学校によってはドレスコード (服装規定)があるのでそれをしっかりと読んでおくべきです。 (さすがにドレスコードがある学校にTシャツで面接に行くというわけにはいかない)

子供の面接が30-60分で終わると次は親の面接です。
これも30分は行われます。 同じ面接官で同じ部屋で行われます。
リラックスした雰囲気の中で、子供の面接はよかったわよ、とかといった会話から始まり、簡単に学校のことを説明してくれます。 そして、質問はないかと聞かれます。 親としては気になることだらけですから。次から次へと質問を出し、そうすると相手もまた質問が出てきて聞いてくるという感じで時間がたちます。

日本人の場合はだいたいにおいて、英語のテスト結果があまりよくないので、それを気にして英語はもう一つだが、数学は得意だと売り込み文句になったりしますが、それでよいと思います。 また音楽が得意でピアノがじょうずとか、いったことも話ますが、おどろくことに、ほとんどのことはすでに子供との面接ですでに面接官は知っているのです。 親が知らないことまで聞いたりしているのです。 将来なにになりたい、というようなことも親と話したことがなくても、面接官はそれを質問して一応答えさせています。 また、自分の住む町をどのように良くすべきか、 等といことも質問しており、子供の答えを聞いて親が驚く場面もあったりします。  なぜボーディングスクールに入れたいのかという基本的な質問も出ることもあります。  総じて子供の面接がよければ面接官と親の面接もスムーズに和気藹々と進みます。

しかし、一つ注意しなければならないは、たいていの面接官は、子供との面接はとてもよかった、成功よというと言うことです。 だからといって受かるということではないのです。 カレッジコンフィデンシャルの掲示板などのサイトでも、面接の時に「あなたの席をあけて待っているわ」と 言われたのにもかかわらず、結果は不合格で、その後何度か問い合わせしてもなにも返事してもらえなかったといった話も載っています。 

それでも面接は重要です。 トップのボーディンスクールは合格率が15%−20%程度です。 面接は受験者全員に実施されます。 面接に行くと、少なくとも10名ぐらいがアポイント待ちしていますが、そこにいる生徒たちの 1−2人しか受からないというになります。

 課外授業 Extra curriculum


授業以外でなにをしていたかもボーディングスクールにとっては重要な要素です。 これは大学も同じです。

学校の授業は毎日5教科中心で、それらの成績はもちろん重要になるのですが、それだけでは、ボーディングスクールが欲しい人材としてはものたりないのです。 充実した人生を送るには、勉学以外もしっかりと身に着けておく必要があると考えられています。 大学受験の影響でもあると思われます。

主にコミュニティーサービス(ボランティア活動)、スポーツ、芸術などがここで言う課外項目ということになります。
スポーツですばらしい成績を残している子供は有利です。 下手をすると学校側から奨学金で入ってくれと頼みにやってきます。(招待生徒は、授業料を免除されます) そこまですばらしい成績を残しておらずとも、毎日一生懸命目標をもってスポーツをしていることが重要です。 

音楽はピアノをどのくらいやっているか、オーディションで勝ったことがあるかなどがポイントになります。また学校のクラブのバンドやオーケストラを一生懸命やっているかなどもポイントです。

もっとも重要なのがコミュニティーサービス(ボランティア)です。 ボランティア活動は、自ら進んで地域やお年寄りなどへ貢献する力を持っており、そのことが各ボーディングスクールが提唱するリーダーシップへの重要な人間的要素と認識されます。 某難関ボーディングスクールでは、2007年度合格者の49%がボランティア活動をしてきたと発表しています。それほど重要な項目です。

これらの項目は願書に記載するところがあります。 ボーディングスクールよっては、なにを何年やっていてどのていどのレベルかということを詳しく書かせるところも多くあります。 課外授業を強調したい場合は願書と一緒にピアノのCDや賞状のコピーを一緒に送付したりしなければなりません。  絵もコピーを送付したりします。  ボーディングスクールはたとえば音楽のCDが送付されてくればかならず音楽の先生が聞いて評価します。 スポーツ、芸術にすぐれ 、ボランティア活動を積極的にする子供たちは学校の資産となると考えれており、SSATなどの成績が低目でもある程度クリヤーしていれば合格になる可能性は高まります。

他に小さいころからの習い事、特別な体験をしたこと、キャンプに行ったこと、ボランティア活動などを追加項目として願書に記載して、自分を主張することが重要です。

なお、これらは面接で必ず聞かれる項目でもあります。
時間のあるときに小さいころからの習いごと、受賞関連、などをわかりやすく一覧表にしておくとこういう時にときに役に立ちます。

 内申書 School Report

 


学校の内申書が必ず要求されます。 しかも過去3年分ぐらい要求されます。 フォームは各ボーディングスクールが指定していますが、テンスクール(10 schools)というトップのボーディングスクールは、標準フォームを作っています。 (また、受験締め切り日、発表日などを統一している) 各フォームはそれぞれのボーディングスクールのadmissionページからダウンロードできます。

学校の成績を記載するもの、英語の先生、数学の先生に書いてもらう推薦状の主に3種類あります。
内申書フォームには、成績や全体の中で何%ぐらいに位置するかや、先生のコメントなどを記載するようになっています。  一般的に学校の先生はだいたい良いことを書いてくれると思いがちですが、大間違いです。   特にアメリカでは、事実をしっかりと伝えるということが重要視されるので、必ず良い事を書いてもらえるということはありません。 悪い場合は悪いと記載され、ぜひ推薦するかとうかというところも、必ず推薦するということにはなりません。  そういう意味からは日本の方が甘いのではないかと思われます。 成績の結果はごまかせませんが、 日本では先生のコメントについては、よほど悪い生徒ではない限り、良いコメントを書いて推薦しているのではないでしょうか。

また、SSATよりも内申書が重視されるといわれています。
アメリカは大学受験にしても日本のような受験、すなわち、一斉に試験してそれで足きりすると言う制度はありません。 その代わり内申書に重きが置かれています。 ようするにいつもしっかりと勉強してよい成績を収めていることが要求されるのです。 一時も気を抜くことが出来ません。 つねに良い成績を取り続けなければならないのです。  受験で一発勝負というのはアメリカではありえないのです。 しかもアメリカの学校で注意しなければならないのは、自分の子供は成績がよくAを取って来ると思っていても、入っているクラスが上のクラスでなければ、実は、良い成績とはいえないことです。 中学になると 特に数学はクラスは能力によってわけられます。  3段階ぐらいに分けられます。 また、さらに、3段階よりも上の子、すなわち、すでにそれらの授業は終了している子供は、高校や大学で授業を受けたりします。 それらの子供たちはそれほど数が多くないので 他の親たちはその存在をしらないことも多いのです。

高校になるとその差はますます顕著になります。 授業は、それぞれ何年生用ではなく。何年生から何年生用とか、なにを終了したらこれを受ける、といったように学年制度は授業科目ではなくなってきます。(英語だけは、それがある) したがい、同じ数学のクラスで高校1年(日本では中学3年レベル)から高校4年(日本の高校3年)までは一緒に授業を受けるということが普通に見られます。 これは高校4年生の成績が悪いからそうなるだけではなく、理系科目を得意としたり文系科目を得意としたりする生徒が授業選択の過程でそのような組み合わせになったりする こともあります。 また、一般的にそれぞれの科目もさらに3段階ぐらいにわかれており成績の良い子供は難しいコース(進み方が早かったり内容が濃かったりする)を受けるようになります。(学校側が 子供の進捗状況を判断してそういうコースを推薦してくる) ある意味では、得意な分野をどんどん伸ばすようなシステムになっているともいえます。 内申書にもそのようなクラスの難易度が反映されます。 

もし日本の高校へすでに通学していてアメリカのボーディングスクールに編入したい場合は、日本の高校の学力レベルを把握できる資料を用意すべきと思われます。

 推薦状 Recommendation

ボーディングクール受験には親以外の大人からの英文の推薦状が必要です。
すくなくとも1通必要です。 (他に内申書と同レベルのもので英語と数学の先生からの推薦状があります)

推薦状を書いてもらうのは、学校の先生(英語、数学以外)かスポーツ、音楽の先生、知り合いの有名な人などとなるケースが多く、政治家に頼むこともあるようです。 課外授業に力をいれている生徒の場合は、その先生 やコーチなどに書いてもらうのが一番良いと思われます。 内容はさまざまですが、ボーディングスクールでは推薦状を書きやすい 様に一定の書式を用意しており、それぞれのホームページからダウンロード出来ます。 書式には、一般的な質問があり、また、その子供のレベルを簡単に示すことができる表もついています。

推薦状は一般的には良い内容を書いてくれそうな人に依頼するため、ほとんどの推薦状は申し分の無い内容となっていると思われます。
 

 Parent Statement

ボーディングスクールの書類には、Parent Statementというものがあります。
これはオプションで、出しても出さなくてもどちらでも良いという書類ですが、もちろん出すべき書類です。

書式は指定されていますが、簡単に言うと親の子供の宣伝広告のようなものですが、子供のどんなところがすばらしいか、なにができるのか、受験する学校に入ったら、その子供や家族からどのようなことが期待できるのか、などを記載します。 とにかく、良いことをしっかりと書きつめる書類です。 寄付をする用意がある時にもこの書類に書きます。
 


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